--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2011

07.19

豆腐小僧双六道中ふりだし

京極夏彦の本は初めてだったのですが、書店で豆腐小僧が目に留まり買った本。
買ったのは春先頃の話で、映画の話も話題になっておらず、表紙の豆腐小僧もこんなにアニメチックなものではなかったのです。
今の表紙だったら買わなかったかも。

文庫版  豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)
(2010/10/23)
京極 夏彦

商品詳細を見る

ちなみに私が買ったバージョンの表紙はこちらでした。
410hr3emDnL__SL500_.jpg
ね、こっちのほうが妖怪っぽくておもしろそうでしょ。

内容は、妖怪の話で、豆腐小僧もなんとも存在意義の問われる妖怪なわけです。
手前は何者で?っていうことで、今でいうところの自分探しの旅が始まるわけです。(といっても彼の場合は、本当に自分探しの旅。)
妖怪といえば、しゃばけシリーズを一家で愛読していて、ちなみに私は小さいころから妖怪がなぜか好きなので、はじめすごい勢いで読み進めていきました。
まどろっこしいところもあるのだけど、豆腐小僧の間抜けな返答とか、ちょっとしたやり取りが完全なコントで吹き出しちゃうこと多々。

ところが、そこで、だるまと出会って、禅問答が延々と始まります。
一気に失速。
書いてあることも興味深いし、はじめからないんだからない、なんて、理解していないけど、禅らしくもある。
だけども、とにかくここが長い!めげそうになりました。
しかし、持ち前のしつこさで一度読み始めた本は絶対に読むと決めているので、読みました。
そうしたら、禅問答を通過してからは一気にまたおもしろくなり、最後までぴゅーっと読みました。

母が私の後に読んだのですが、絶対禅問答あたりでめげると見越して、絶対あそこを超えれば楽しくなるから、と初めから釘を刺しておきました。
案の定、めげかけていましたが、読み終わってました。

妖怪やお化けについての定義がかなり興味深く、なるほどね、そういう考え方なのね、なんて思いながら読んでいました。
これに限定した理論なら、妖怪とお化けの区別を語れます、私。(笑)披露する場がないけど。

アニメ化されて、違う方向でかわいくされてしまったようでがっかりですが、この豆腐小僧は今でいうところの萌えキャラではないかと思いながら読んでいました。
ばかとか抜けているとはまた違う、ほっこりしているようなちまちましているような。
だけど、これは現代風にしてしまっては、肝心の部分が抜けちゃう気がするのですよね。
個人の好みによるところが大きいとは思いますが。

ちなみに、水木しげるロードには豆腐小僧もいるらしい。
次の母との旅行はここかな?(笑)

途中でめげる人もいるかとも思いますが、妖怪好き、ちょっと変なかわいいもの好きにはお勧めの一冊です。
スポンサーサイト


トラックバック(1)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

『豆腐小僧双六道中ふりだし』


文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)京極 夏彦 by G-Tools 京極夏彦。 あいかわらず京極先生は意欲的に活動してますな(笑) 妖怪というのは概念であって、不可思議な事象に理由をつ...

2011/08/15(月) 21:56:13 | 月のブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。