2011

10.22

The girl with the dragon tattoo/ Steig Larsson

The Girl with the Dragon Tattoo (Vintage International)The Girl with the Dragon Tattoo (Vintage International)
(2008/09/30)
Stieg Larsson

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ものすごくヒットしていたのは知っていて、去年アメリカで書店で見かけて衝動買いしたまま最近まで読んでいなかった本。

相変わらず、何も知らない状態で読むのが好きなので、クライムとしか知らないで読みました。
なんとなく、あまりに大ヒットして一大センセーションのようになっていたため、すごく期待して読み始めました。

確かに初めのほうはすごく斬新な感じがしたのですが、まず、ん?もしかして、ちょっと密室殺人?となったあたりから、ものすごく楽しいクライムサスペンスという印象になりました。
なにやら、今までになかったような革新的な小説を勝手に期待してしまっていたようです。
でも、最後までなかなか本を手放せず、読み切ったのは本当なので、かなりおもしろかったです。

以下、ネタバレあるかも。

まず、読後感として、どうしてもLisbeth Salanderを好きになれなかったので、ある意味致命的かもしれない。
でも、なんでかと考えてみたら、おそらく、ところどころ、彼女の行動が衝動的なところが、自分と重なって、居心地が悪かったんですよね。
ああ、そうやってはいけない~みたいな。(これは、もちろん恋愛においてだけど。私は当然彼女のような特殊な能力もないし、事件も解決していないので。)
ある意味、反省。(笑)

読んでいくうちに、キリスト教が一瞬絡んでくるのですが、これは、やはり日本人として、ほとんど知識のない私には、どうしてもDa Vinci Codeが絡んできてしまう。
日本で訳書がそれほど話題になった記憶がないのもここら辺が絡んでいるのかも。
どうしても、知識が足りないから、読み進めるのみ、みたいな感じになってしまうのですよね。
とはいえ、その後はキリスト教が重要な位置を占めるわけではないので、Da Vinci Codeとは全然違う展開を見せていきます。そして、このあたりから、かなり描写もえぐい感じになってきます。
そして、この本はスウェーデンの本なので、私には本当に表面上くらいしか知識のない、ナチの話が出てくるので、ここら辺も読んで理解したものの、きっと知っている人とのとらえ方は全然違ったと思います。だから、これを起点とした憎しみとかは文面通りしか理解できていないと思います。
話の展開は、全然知らないで読み進めたとはいえ、ちょっと想定外でした。でも、章の初めごとに、スウェーデンで強姦された女性の何割は。。。という情報が少しずつ書いてあったので、ここにつながる伏線だったか、という印象も持ちました。

というわけで、2点、おそらく知識が足りないと痛感することが話の大事な基点となっていて、年を重ねるごとに、自分がいかに物事を知らないかということに気が付かされた本でした。
でも、すべてを深く知ることは不可能だし、本を読んだり、映画を見たり、いろいろなことに触れれば触れるほど、だんだん限度が見えてきたりもします。う~ん、人生って儚い。

私が勝手に過度な期待をしただけであって、ものすごく面白い本であることに変わりはありません。この一章でやめようと思っていながら、その後何章も読んでしまった本でした。
この後の二冊ももう手元にあるので、次の本読んだら読み進めたいです。
とはいえ、読んでない本がまだまだたくさん。時間が足りな~い。
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