2012

06.06

ドグラ・マグラなど

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
(1976/10)
夢野 久作

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ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)
(1976/10)
夢野 久作

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すごい小説でした。
精神こそ壊れなかったですが、頭の中がぐわんぐわんとなりました。
青空読手で読んだのですが、こんなに長いと思わずに読んで、なかなか進まずびっくりしました。

すごい本。精神に異常は来さなかったけど衝撃的。
まず、文体がコロコロ変わるんです。平易な文から論文に漢文、古文調。視点はずっと私だけど、資料や過去の因縁など時間軸も幅広い。
ところどころ、本当に読みにくく、なかなか進まなかったです。
最後の最後まで一体私は何を読んでいるのか、というかんじで残り百ページくらいで一気に話がまとまってくる。
まとまってくると、わかったはずなのに一層謎になってくる。
結局完全になんて理解していないままです。

私はあまり想像力がたくましくないため、そこまでエロチシズムや異常さをかんじなかったけれど、映像だとこれはものすごそう。
夏休みの読書課題がこれだったらあらすじも書けないし、感想文もとてもじゃないけど書けなかったでしょう。

どういう脳内でこれを書いたのだろうかと思います。
書き終わったら茫然自失状態になってしまったのではないかなぁ。
精神世界が焦点なので、今解明されているところと照らし合わせると、逆に興味深いところが沢山です。
それでも、胎児の夢の部分なんかは説得力があり、そういう可能性もあるのではないかと思ってしまったくらいです。(エルンスト・ヘッケルの反復説を下敷きにしているそうです)

絶対もう一度読みたいのですが、ほかにも読みたい本があまりにもありすぎて、ひとまず一度読んで、資料なんかを読んだ状態で、一休み中です。
読んでいない方、ぜひ読んでみてください。

ところで、今回割合長めのものをスマホで読みましたが、やっぱり私は本は紙で読みたい。
読み返す時も、フリックではなくて、紙をざーっと戻して読みたい。
そして、やっぱり目がさらに疲れるんですよね。
なので、やっぱりキンドルとかは買わないなぁ、と思いました。
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