--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2012

06.29

Death and the Virgin / Chris Skidmore

Death and the Virgin: Elizabeth, Dudley and the Mysterious Fate of Amy RobsartDeath and the Virgin: Elizabeth, Dudley and the Mysterious Fate of Amy Robsart
(2011/01/06)
Chris Skidmore

商品詳細を見る


相変わらず、この題材はひかれる。
空港で表紙がい。

以下内容と感想。

歴史上にも謎が多い、エリザベスとダドリーの関係。
そして、ダドリーの妻の不審な死。
これについて、脚色なしで、今現在入手可能な資料を基に事件、および、エリザベス統治下の様子を描いています。
最大の特徴は、今までダドリーの妻エイミーが結局、本当に事故死だったのか、何者かによって殺されたのかがわからないままだったところが、新たな資料の発見により、真相が明らかになった、というところにあります。

ということで、ノンフィクションだし、本当に資料にない憶測の文言がないので、二人でかわす甘いセリフや行動なんて言うのはありません。
それなのに、特に私はこの時代に興味があるせいもあるけど、すごく面白いんです。
エリザベスが女王になる少し前から書き始められて、同時にダドリーがどのように成長していったのか書かれています。

その後、女王になり、ダドリーがそばにいるようになり、若くして結婚したエイミーとはほとんど離れ離れに。
ここらへんも、離れ離れだったとか、この時期には訪れている可能性が高い、ということを、手紙のやり取りや、プレゼント(生地とか)を購入した場所などから推測、仮定、結論付けています。
文体が全然フィクションじゃないのに、この時代にそもそも事件が多すぎて、ノンフィクションとはいえ、時代がかけ離れすぎていて、読んでいる感覚はほぼフィクション。
政治的な様子から、当時の夏の間の女王の過ごし方、川下りの様子、服装の様子などなど、当時の王室の様子もかなり事細かに書かれています。
プレゼントにストッキングや生地をあげることが多いのが印象的でした。

読後感としては、かなりエリザベスの印象が変わりました。
なんとなく、奔放な少女が一人で生きることを決意した、強い意志の持ち主、というイメージだったんです。
それが、かなりの気分屋だったり、体が弱かったり、ダンスがうまかったり、果ては、もちろんダドリーとすんなり結婚できればしたとはいえ、男性から常に注目されていたかったりと、内面は思った以上に奔放、というよりも、普通の女性だったんです。
そう考えると、逆にそういう気持ちを表に出せず、国民を守り、外交もこなし、公人として生きる人生って、どんなだったのだろうかと考えさせられました。
それは、多少の楽しみもあったようですが(借りに夢中になったり)、寝室でさえもおつきのものが常にいて、一人でいられる時間がゼロ。
そこにきて、外交関係がかなり微妙な時期で、うかつに口を開けない。
あちらを立てればこちらが立たぬ。

想像もできないです。
先日、エリザベス女王即位60年記念をやっていましたが、エリザベス女王も様々な問題があった中で、やっぱり考え抜いて行動しているわけです。
凡人と比べてもどうしようもないんだけど、それでも、その生活を考えただけでも本当にすごい人生を過ごしているんだなぁ、と尊敬の念がわきます。
スポンサーサイト


トラックバック(0)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。