2013

05.24

Millennium series

Millennium series(The Girl with the Dragon Tattoo, The Girl Who Played with Fire,
The Girl Who Kicked the Hornets' Nest)読み終わりました。

最後までLisbethが好きになれないまま3冊読むことになりました。

Dragon Tattooを読み終わったときは、ここまで話が複雑になるとは思わないで読んでいましたが、国家の問題まで発展したすごい話でした。
作品を通じて、女性への暴力がかなりグロテスクに描かれていますが、これは彼自身が目撃した女性への犯罪、それを止めなかった自分への憤り、などがベースとなっているとのことです。

読後感としては、終わった、というより、Lisbeth頑張れ。という感じでした。
ここに関しても、Larssonは彼なりのLisbethへの責務を与えているという印象でした。
ありえないほどの人権侵害を受けてきたLisbethも、国民としての最低限の義務は果たさなければいけないことに気がついていったことは、読んでいる方としてもすくわれた気がしました。
それと対比して、それまでのLisbethがどれだけ自由奔放に勝手に生きてきたかもはっきりした気がしました。
女性への暴力は絶対的に許さないというLarssonの一貫した姿勢も、この人として、国民としての責務は無条件に果たすべき、という姿勢があってこその、このシリーズの大ヒットだったのではないかと思いました。

次の小説が楽しみだなー、なんて思っていたのですが、Larsson、2004年に急逝しているのですね。
未完の作品しか残っていないようで、とても残念です。

映画もそこそこヒットしましたが、このボリュームの内容を映画にするとおそらく本から入っていると楽しめない気がするのと、暴力的な描写を映像で見ると衝撃が強そうなこともあり、見る予定はありません。
なんとなく、ダニエル・クレイグが思い描いていたイメージと違うから、というのもあります。

3冊の間は空いていたので、2年くらいで読みましたが、読んで良かったです。

The Girl Who Kicked the Hornet's Nest (Vintage Crime/Black Lizard)The Girl Who Kicked the Hornet's Nest (Vintage Crime/Black Lizard)
(2010/06/01)
Stieg Larsson

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