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    2007

10.31

yom yom

久しぶりに読書する元気も出てきて、本屋さんで目に飛び込んできた本。(実は雑誌に属するらしいけど。)
新潮文庫でおなじみのかわいいパンダが表紙の本。
その時は3冊並んでいて、中をチラッと見て、好きな沢木耕太郎と読んだ事のない阿川佐和子の小説の載っている「2」を買った。

読み始めたら止まらない。
短編がぎっしり、料理で言えば和食からイタリアンまで、盛りだくさんなのである。

実は、昔からあまり日本人作家の本と言うのをどういうわけか読まなかった私。
子供のころの愛読書は誕生日に母からもらった「ホビットの冒険」だったし。
アーヴィン・ウェルシュにはまり、ニック・ホーンビーを読み、その後はブリジットジョーンズの日記を読み、その後原書で読めるようになったので、本屋で気に入る表紙を見つけては読んでいた。
合間に読んだ日本人作家の本は、深夜特急や後は旅行記などで、フィクションは外国人作家のものばかり。

なんでかな~漠然とは思ったのだけど、今回このyom yomで短編をいくつか読んで理由が分かった気がした。
日本の音階って、和音階と言われるものなんですよね。(実は、高校でお琴をやっていたので、なじみがあったりする。)
さくらさくら~とか、昔の童謡なんていうのは、この和音からなっていて、要するに物悲しいというかうら寂しい情緒のある音を奏でる。
単に美しいだけではない、日本人だったら心の奥に響くような音階。
侘びさびとか言われるものなのかもしれないけど。

で、日本人作家の書く小説には、この和音階の持つリズムがあることに気がついたわけです。
すいすい読めるんだけど、表現がどことなく物悲しい。
たぶん、私はこの物悲しい日本語が苦手(という表現がふさわしいかは分からないけど)なのではないかと思ったわけです。
小説を読むときは、私はつい楽しくて軽いものを選んでしまうことが多く、それをするには日本人の小説だと物悲しいのかもしれない、ということです。

感情移入をしがちな私にとって、小説を読んでそれをすると、その後数日その感情を引きずってしまうことになって、なんとなくそれを知っていて、そういう選書になっていたのかも。

でも、yom yomは短編集なので、物悲しさに襲われる前に本を置けるし、1から全部読もうと思っています。

yom yom (ヨムヨム) 2007年 07月号 [雑誌] yom yom (ヨムヨム) 2007年 07月号 [雑誌]
(2007/06/27)
新潮社

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