2009

06.15

JUNKY

Junky: The Definitive Text of Junky: The Definitive Text of
(2003/04/01)
William S. Burroughs

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JUNKYはいくつか出ていますが、このエディションを強くお勧めします。

話の前に解説があって、面白いとは言えないのだけれど、本編を読み終わってみると、解説読んでおいて良かったー。と思います。

映画なんかだと、ちょっとセンチメンタルな感じなんかを加えて麻薬のことって扱われますが、これはそういうの一切なし。
事実が淡々と述べられているんだけど、かといってドキュメンタリーとかノン・フィクションともまた違う小説なんです。

ジャンキーがどういうような精神状態になって、どういう行動をして、また当時のアメリカでの麻薬に対する対応の変化などが交錯して、本編はあっという間に読み終わります。

読後感は、知らない世界をじっくり観察したという感じ。

例えばトレスポのような勢いを感じたり、SUGARのような墜落を感じたりすることがなく、知識が少し広がった、という感じです。

本編の後にあるアペンディックスも非常に興味深いです。

Dubliners同様、この本も出版まで多難があり、また文章、そして題名すら変わってきた本。
それが50年以上読み継がれるには、やはり読み始めると納得の読者を引き付けられる感覚があります。

非常にお勧めです。
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