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    2009

11.30

A spot of bother

A Spot of BotherA Spot of Bother
(2007/06/07)
Mark Haddon

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面白かった!
本当に止まらなかったです。
後一章だけ、といつも思いつつ、大抵4章くらいは止まらずに読み続けました。

主人公はGeorgeなのですが、彼を取り巻くすべての家族の視点で書かれていて、物語が進んでいきます。
Pulp Fictionの三倍くらい多くの話が一斉に進んでいく感じで、それなのに全然こんがらない。

以下、裏表紙にも書いてあることなのですが、それすら私はネタばれに思えていつも読まないので、読感とともに。

大きなくくりとしては、パズルの箱に何とかおさまっていたピース(家族)が箱がひっくり返ってばらばらになり、それがパズルとして一つ一つはまっていく、という感覚を覚えました。

正気を失っていくGeorgeの様子がゆっくり、しかしながら、確実に描写されていて、またそれを何とか止めようとする彼の思考と衝突しあい、目の前に彼が体を揺らしている様がまるで見えているような感覚です。

すべての家族に起こっていることが、あり得る、言わば奇抜ではない話なのに、それらが絡み合い、圧倒的な人生の一面を描き出しています。

でも、誰の人生にも、こういう家族がばらばらになるときってある気がします。
うちも、離婚の時はお互いの気持ちが思いやるからこそすれ違い、ばらばらでした。

Mark Haddonといえば、The curious Incident of The Dog in The Night。
これを読んだ時も衝撃的に秀逸で、読む手が止まりませんでした。
こちらは自閉症の話ですが、今回もやはり正気を失っていく話。
だけど、全く似ていなくて、この作家は本当にすごいと思いました。
一冊面白いものを書くことはできる人は多いかもしれないけれど(たとえば、それなりの人生を送っている人が自伝的に小説を書けば面白くなる可能性が高いですよね。)、二冊目、三冊目と続けてかける作家はやはり、なるべくして作家になったのだと思います。

自分の経験から超えた出来事を小説として書けるわけですからね。

今年は去年よりははるかに本を読めたけど、来年はこの倍のペースで読みたいものです。
ひとまず、年内に洋書と和書を一冊ずつ読みたい。

The Curious Incident of the Dog in the Night-time (Vintage)The Curious Incident of the Dog in the Night-time (Vintage)
(2004/04/01)
Mark Haddon

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