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    2010

11.29

UBIK/ Philip K. Dick

UbikUbik
(1998/08/03)
Philip K. Dick

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いつ買ったか覚えていないのですが、本棚に未読のままあったので、読みました。
確か、ネットで注文した時は表紙買いしたのですが、手元に届いた本がこの写真のもので、思っていたのと違ったために放置していたような。。。

感想は大いにネタばれとなりそうなので、以下に。

SFって、自分の中ではそんなに好きではないと思い込んでいたのですが、実は好きなのではないかとこの本を読んで思いました。

1984は、人生の中で今のところ一番好きな本の一冊に入っているし、映画もそういえばバイオレンス以外だと近未来系が見てみると面白いと思ったりするし。

一応舞台は1992年ですが、これはあくまで単なる設定なので、今のこの世の中とは違います。
で、死後に、体が死んで精神が活動する状態の半死というか、半生の状態の世界があって、その世界と普通の世界との二つがあるわけです。
となると、マトリックスを思い出して、やっぱりこういう映画を作る人って、きっとこういう本を沢山読んで、頭の中にいろいろ残っているんだろうなぁ、と思いました。
いろいろな作品ができていけばいくほど、今までになかったものを作り出すのって難しいんでしょうね。
1984を読んでからは、本当にいろいろな本や映画でついつい1984に似てると思ってしまいますので。

能力(予知能力とか)を使いこなすという未来的な面がある一方、テレビ電話みたいなものとか、未来的なものとして書いてあるものの描写がほんのり古いところがなんだか魅力的。

途中でなんとなく様子が分かってくるとミステリーの要素も濃くなってきて、一冊で二度おいしい状態に。
ほんと、止まりませんでした。
で、最後の方でジョリーが出てきますが、あれはインセプションを思い出しまして、やっぱり、意図的ではないにせよ、頭の中にあったのかな、なんて考えつつ。

現実がもろもろと崩れていくとか、そういうところは、作者自身の考えとか経験(病的なものとか、薬物的なものとか)が色濃いので、本当に独自の世界です。(フィリップ・K・ディック@wikipedia
これは、映画化はしないでほしいなぁと思います。
世界観が独特すぎて、読む人によってかなり違って想像してそうだし、登場人物もひと癖あるゆえに、ひと癖ある配役にすると、合う合わないがかなり強く出そう。
これは頭の中で想像していた方が楽しいかも。
個人的には、映画にしちゃうとパットが嫌いになりすぎて、デスパレートな妻たちのスーザン状態になりそう。(笑)

と、いろいろな面からすごく楽しんだ本でした。
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